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石原吉郎の『位置』

石原吉郎の『位置』 詩人の石原吉郎は、一九一五年(大正四年)に静岡県で生まれ、一九七七年(昭和五十二年)に心不全で亡くなる。 戦後のシベリア抑留の経験や記憶が根幹にある詩人として知られる石原吉郎の作品のなかに、『位置』と … read more

八木重吉の秋の詩

八木重吉の秋の詩 八木重吉は、一八九八年に生まれ、一九二七年に病で亡くなる。まだ二十九歳という若さだった。 重吉は、教員をしながら、詩作を行った。数多くの詩をつくったが、生前は『秋の瞳』という詩集が一冊刊行されたのみで、 … read more

立原道造『眠りのほとりに』

立原道造『眠りのほとりに』 沈黙は 青い雲のやうに やさしく 私を襲ひ…… 私は 射とめられた小さい野獣のやうに 眠りのなかに 身をたふす やがて身動きもなしに ふたたび ささやく 失はれたしらべが 春の浮雲と 小鳥と  … read more