2023年7月20日 松尾芭蕉、最後の句 江戸時代の俳諧師で、『おくのほそ道』で知られる松尾芭蕉には、辞世の句とも称される、「旅に病んで夢は枯野をかけ廻めぐる」という句がある。 弟子たちの諍いの仲介のため、大阪に向かう旅に出た松尾芭蕉は、到着… TwitterFacebookemail
2021年12月4日 夏目漱石と「月が綺麗ですね」 明治時代を代表する作家の夏目漱石が、英語の「I love you」を、「愛している」ではなく、「月が綺麗ですね」と訳した、という話がある。 これは英語教師をしていた頃の夏目漱石が、「I love yo… TwitterFacebookemail
2021年10月13日 完璧な文章などといったものは存在しない 作家の村上春樹さんのデビュー作『風の歌を聴け』の冒頭は、「完璧な文章などといったものは存在しない、完璧な絶望が存在しないようにね。」という一節で始まる。 これは、主人公の「僕」が大学生の頃に偶然出会っ… TwitterFacebookemail
2021年8月12日 きし夛句弥 / 絵 SNSを見ていたら、きし夛句弥さんという画家の絵を見つけた。ぱっと見、読み方が分からず、不思議な名前だな、と思った。「夛句弥」と書いて、「たくや」と読むようだ。 過去の展示会のプロフィールを見ると、大… TwitterFacebookemail
2021年8月4日 今村昼寝『雨降りと文学』 / デザイン WEBサイトは、基本的に「情報」がメインで、アート作品そのものというよりは、アート作品ないしは、行動に繋ぐ「中間地点」という役割を任せられる。 むしろ、その「中間」をどれほど美しく、かつ合理的に繋ぐか… TwitterFacebookemail