松尾芭蕉の最後の句
江戸時代の俳諧師で『おくのほそ道』で知られる松尾芭蕉には、辞世の句とも称される「旅に病んで夢は枯野をかけ廻めぐる」という句がある。 弟子たちの諍いの仲介のため、大阪に向かう旅に出た松尾芭蕉は、到着後ま…
江戸時代の俳諧師で『おくのほそ道』で知られる松尾芭蕉には、辞世の句とも称される「旅に病んで夢は枯野をかけ廻めぐる」という句がある。 弟子たちの諍いの仲介のため、大阪に向かう旅に出た松尾芭蕉は、到着後ま…
作家の夏目漱石が、英語の「I love you」を、「愛している」ではなく、「月が綺麗ですね」と訳した、という話がある。これは英語教師をしていた頃の夏目漱石が、「I love you」を、「我君を愛す…
村上春樹さんのデビュー作『風の歌を聴け』の冒頭は、「完璧な文章などといったものは存在しない、完璧な絶望が存在しないようにね。」という一節で始まる。 これは、主人公の「僕」が大学生の頃に偶然出会った作家…
かつてオーストリアの詩人のリルケが、詩人志望の青年フランツ・カプスに書いた手紙をまとめた、『若き詩人への手紙 若き女性への手紙』。リルケとの手紙のやりとりをしていた頃、カプスの年齢は20歳手前で、将来…
世の中が騒々しくなればなるほど(たとえば、それは情報化社会という側面によって)、「誰か」のために感情を揺さぶられる。 その「誰か」というのも、恋人や友人、家族といった身近な存在だけでなく、遠い遠い、知…