2020年12月7日 萩原朔太郎「人は一人一人では、いつも永久に、永久に、恐ろしい孤独である」 言葉と孤独は、分かち難く結びついている。感情や風景を言葉で表現しようとすれば、必ず実態とずれる。 若い頃にダダイズムの影響を受け、その後、禅に傾倒した詩人の高橋新吉は、「言葉は虚偽である、言葉なき絶対… TwitterFacebookemail
2020年11月29日 ジョゼフ・ズブクビッチ / 絵 ありふれている街の日常ではあるものの、不思議と引き込まれるような、水彩の絵。 作者は、ジョゼフ・ズブクビッチ(Joseph Zbukvic)という名前のクロアチアの画家だ。 ジョゼフ・ズブクビッチは、… TwitterFacebookemail
2020年11月24日 石原吉郎『位置』 / 詩 詩人の石原吉郎は、1915年(大正4年)に静岡県で生まれ、1977年(昭和52年)に心不全で亡くなる。 戦後のシベリア抑留の経験や記憶が根底にある戦後詩の代表的な詩人で、その石原の作品のなかに、『位置… TwitterFacebookemail
2020年10月11日 原研哉の本と名言 / デザイン 無印良品を代表とし、日本だけでなく国外でも評価の高いデザイナーに、武蔵野美術大学の教授でもあるグラフィックデザイナーの原研哉さんがいる。 原研哉さんは、1958年生まれで、岡山県出身。現在は、日本デザ… TwitterFacebookemail
2020年9月21日 八木重吉と秋 / 詩 私は、友が無くては、耐へられぬのです。しかし、私には、ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてください。(『秋の瞳』序文) 八木重吉 詩人の八… TwitterFacebookemail